お正月に食べすぎて太ったんじゃないかと思いつつ、怖くて体重計にのれない小麦アレルギーのnacoです。
今回の年末年始は、ほんとに食べすぎちゃった。
仕事がお正月休みの2日間、毎年実家に帰るんです。
でも、今までは実家に帰るときはマイ醤油は持参していくものの、お母さんの作った料理には小麦を含む調味料がつかわれているから、食べられないものが多かった。
お母さんは、料理をするのが大好きで、なんでも作っちゃうエキスパート!!
作ったモノをだれかに食べてもらうのが生きがいなんじゃないかって思うくらいの人。
たまに会ったとき、これ食べられない、これもダメだって言った時の悲しそうな顔。
ときにはお母さんの悲しみはわたしを責めた。
「どうして小麦アレルギーになっちゃったの?」
「治らないの?」
「健康に産んであげたのに」
それを聞くたびに苦しかった。
小麦アレルギーになったことで、わたしはお母さんを悲しませてるって。
でも、今回はわたしはほとんどのお料理を食べた。
わたしが食べたことで、お母さんもよろこんだ。
それはとっても簡単なことだったんだよ。
もくじ
グルテンフリーの調味料をお正月前に送っておいた
おせちの準備を始める前に小麦不使用の調味料をお母さんに送っておいた。
なんで今までそうしなかったんだろうって思うくらい、とっても簡単なこと。
年越しやお正月料理に使うであろう調味料なんて、少ししかない。
小麦不使用の調味料を使って食べることができたおせち料理
今回食べることができたおせち料理をならべてみた。
- 筑前煮
- 昆布巻き
- 紅白なます
- 黒豆
- 田作り
- 数の子
- きんとん
- 伊勢海老
かまぼことはんぺんには小麦が含まれるものもある
伊達巻(だてまき)につかったはんぺんに小麦が含まれていたので食べられなかった。
伊達巻を作るのには必須らしいので、しょうがないね。
十割蕎麦で年越しそばもえび天もグルテンフリー
31日に食べる年越しそばも、えび天そばを食べたよ。
実家に集まったのは、総勢9人。
わたしは十割蕎麦を、わたし以外の人は二八蕎麦を食べた。
ここで気をつけないといけないのは、茹で汁。
まずわたしの十割蕎麦を茹でて完成させてから、みんなの蕎麦を茹でたよ。
そうしないとコンタミネーションの危険があるから、順番は間違えないでね。
茹で汁のコンタミの危険については、この記事を読んでみてね。
そして、天ぷらは米粉で天ぷらを揚げてもらったよ。
天ぷらは米粉でも作れる。
小麦粉の代わりに米粉を使うと、サクサクに仕上がるよ。
天ぷらを揚げるときに使う油も、小麦粉を使ったものを揚げたことのある油は危険なので、新品の油を使うといいよ。
【まとめ】小麦アレルギーでも調味料に気をつければ、みんながハッピー
今回わたしは事前に調味料を送っておいて、グルテンフリーのおせちや年越しそばを食べることができた。
とってもおいしくって、とってもうれしかった。
小麦アレルギーになる前に戻ったみたいな気になった。
そして、お母さんの満足そうな顔を見ることができた。
わたしは、おせちを食べることができてとっても満足した。
でもほんとうは、わたしが食べたことでお母さんがよろこんでくれたことがいちばん嬉しかった。
料理を作る人は、食べた人が「おいしい!」ってよろこんでくれることがうれしい。
わたしが食べてよろこんぶことが、お母さんはうれしいんだ。
そんなお母さんを見て、わたしもうれしい。
そして、お母さん以外のみんなもわたしに気を使って食べなくていい。
みんなが同じテーブルで、同じものを食べて「おいしいね」って言い合うしあわせ。
わたしが食べることで、みんなが笑顔になってみんながハッピーだ。
「わたしは食べなくてもだいじょうぶ」
「食べられるものを食べるからだいじょうぶ。」
家族だから、わかってるから、わたしが食べなくても気を使わないだろうって思いがちだけど、みんな少なからず気を使っている。
でもみんなが食べられるものをいっしょに食べれば、みんながうれしい。
それを実感した。
調味料を送ったことで、お母さんはグルテンフリー料理を快く作ってくれた。
迷惑かけたくない、気を使ってほしくないって思っていたことが、逆に気を使わせていたんだよね。
グルテンフリーで料理を作って欲しいって言うことが、わがままで迷惑なんじゃないかって思ってしまっていたけど、わがままを言ったことでみんなが笑顔になった。
もっと早くからこうすればよかったって今は思う。
お母さん、ありがとう。
また来年もよろしくね。