アナフィラキシーって知っていますか?
アレルギーのある子供が給食を食べて亡くなったニュースを見たことがある人もいるかもしれません。
アレルギーは、かゆみなどを引き起こすものから、血圧低下、意識障害を起こしてしまうショック状態をおこしてしまうことまで、様々な症状があります。
たぶん、身近な人にもアレルギーを持っている人はいると思います。
アナフィラキシーは食べ物以外にも、蜂に刺される、薬を飲む・注射をすることにより引き起こすことがあります。
今日はアレルギーのことにまだ関心がなかった人にも、アナフィラキシーやアレルギーのことを知ってもらえたらいいなと思います。
もくじ
アナフィラキシーを引き起こすアレルギー
アレルギーはわたしたちの体の中にある「免疫」という本来は外敵をやっつけようとする仕組みが、食べ物や花粉などの害のないものに対しても「有害な物質だ」と判断して攻撃をするため逆にマイナスの症状を引き起こしてしまうのが【アレルギー反応】です。
主なアレルゲン
- 鶏卵、牛乳、小麦などの食べもの
- 花粉、ダニ、動物の毛など吸い込むもの
- ゴム、金属など触るもの
- 薬、注射などの薬物
- 蜂に刺される
アレルギーは食べ物や花粉だけでなく、薬や蜂に刺されたときにも重いアレルギー反応を引き起こすことがあるので、誰にでも起きることがあります。
皮膚からアレルギーの原因となるものが入ってアレルギーになることもあります。
職業などで、ある一定のものをさわりすぎたり、吸い込みすぎたりした場合にもアレルギーを発症することもある。
食べ物のアレルギー
食物アレルギーは赤ちゃんから大人まで年齢を問わず発症します。
0歳から1歳の赤ちゃんがいちばん多く、年齢が上がると耐性ができて良くなる可能性は十分あります。
今は病院で経口負荷試験や、経口免疫治療で克服できるケースもあるので、めあきらずに病院でお医者さんに相談するといいですね。
信頼できるお医者さんに巡り会えるといいなと思います。
逆に大人になってから発症した場合は、治る可能性は少ないので、自分なりにアレルギーと上手に付き合っていく方法を考えていきましょう。
わたしは、薬を飲むのは極力避けたいので、完全除去しています。
たまに、失敗して大変なことになってしまいますが・・
アレルギーとの付き合い方は人それぞれだけれど、いろんな情報を知りたいとわたしは思います。
そして、アレルギーを持ってない人にも知ってほしいなって思います。
アレルギーの症状
人によってさまざまな症状があらわれます。
- 皮膚や粘膜症状
- 呼吸器症状
- 消化器症状
- 全身の症状アナフィラキシー
アナフィラキシーショックとは?
アナフィラキシーは、アレルギー物質を食べたり、触れたりした後に全身に現れる激しい急性のアレルギー症状です。
このアナフィラキシーショックは数分から数時間後に現れます。
血圧の低下や呼吸困難、意識障害を引き起こしてショック状態になり、場合によっては生命を脅かすことがあります。
アナフィラキシーを引き起こす原因
- 食べ物(卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツなど)
- 薬(抗生物質、ワクチン、麻酔薬など)
- 昆虫(スズメバチ、アシナガバチなど)
食べ物がいちばん多く、薬、ハチに刺されたときなどにも起きることがあります。
食べ物のアレルギーがなくても、誰にでも薬を飲んだり、注射をしたり、ハチに刺されたりしたときにアナフィラキシーを起こす可能性があります。
万が一アナフィラキシーを起こしてしまったら
アナフィラキシー補助治療剤 エピペン を注射します。
エピペン は医師の治療を受けるまでも間、症状を一時的に緩和しショックを防ぐための携帯用のアドレナリン自己注射薬です。
過去にアナフィラキシーを起こしたことがある人は、医師から指示を受けて携帯しています。
エピペン を必要とするときには、すぐに救急車を呼びます。
エピペン は一時的に症状を緩和させるものです。
使用するような時は必ず、病院で治療を受けましょう。
体のかゆみに呼吸困難、激しい腹痛・嘔吐、意識障害などが起きて心配な場合、エ急いで医師の治療を受けてください。
大丈夫かもと思っても、状態は急激に変わる場合があります。
わたしの経験から言うと、人がいるところにとりあえず行った方がいいです。
意識がなくなったり、自分で動けなくなる場合があります。
だれかいれば、助けてもらったり救急車を呼んでもらえます。
おかしいな、アレルギー症状かな、アナフィラキシーかなと思ったら急いで病院へ行きましょう。
時間がとても大切です。
わたしもつい、今回はだいじょうぶかも?って思ってしまうんです。
それでエピペン を打つタイミングを逃しました。
打とうと思ったときには、自分で打てませんでした。
過去に重篤なアナフィラキシーが起きたことのある人は初期症状があらわれたら打ちます。
最後に
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
アレルギーを持っている人、お子さんがアレルギーを持っている人、毎日が不安ですよね。
アレルギーを理解されなくて、苦しい思いをしている人もいっぱいいると思います。
アレルギーのことをいろんな人に興味をもってもらって、理解してもらえることが、わたしたちアレルギーを持っている人と持ってない人がいっしょに楽しく過ごせることのはじまりだとわたしは思っています。
いっしょに食事をしたり笑いあったりできるとすごくうれしいです。
そんな世界にしたいとわたしはおもっています。