いろんな料理に使える大好きなライスジュレが、『めざましテレビ』(11月14日放送)で紹介されてうれしい小麦アレルギーのnacoです。
ライスジュレ、今熱いですね。
『ガイアの夜明け』に続き、「めざましテレビ」でも紹介され、これからさらに人気が出てくるでしょう。
小麦アレルギーやグルテンフリーにやさしい食材が世に出回ることは、ほんとにうれしいです。
ライスジュレのことを調べるうちに、どうしても自分で使いたくなって、買ってしまいました!
試行錯誤しながら、使ってみたので作ったものも紹介しますね。
もくじ
ライスジュレとは小麦粉に代わるグルテンフリー食材
ライスジュレとは、農機具メーカーのヤンマー株式会社が開発した、なんと!!お米と水だけで作ったゲル状の新素材の食品です。
グルテンフリー、添加物フリーで安心・安全です。
小麦を使わなくても、パンやケーキがしっとりもちもち食感になるという、わたしたち小麦アレルギー にとっては、夢のような新食材です。
お菓子やパン。うどん・パスタ・ラーメンなどの原材料の小麦粉をライスジュレに置き換えたり、シチューやカレーなどのとろみづけにライスジュレを使うことができるというもの。
そうしたことで、今まで小麦アレルギーが食べることのできなかった食品をおいしさそのままで安心してたべることができます。
ライスジュレの原料
ライスジュレの原材料はお米と水のみです。
つかっているお米は「ミズホチカラ」という高アミロース米です。
粘りが弱く、パサパサ、ポロポロのでふつうのご飯で食べるには不向き。
東南アジアの料理や、ピラフなどのほか、家畜の飼料や米粉・米粉麺などに加工してつかわれている。
食用にはあまり向かない品種を、ライスジュレの原料につかうことで新たな価値を生み出したことで、お米の需要にも貢献します。
ライスジュレの特徴は食品添加物の代わりになる
ライスジュレの可能性は、グルテンフリーにとどまりません。
やわらかいゼリー状から弾性の高いゴム状まで、水の量によって物性をコントロールでき、保水性が高く、離水しにくく、(物性が)日持ちするという特性を持っています。
ライスジュレの特性を生かせば、とろみやねばり、安定化のために使われる添加物を代替することも可能。
つまり、食の安全にも一役買うことも期待されているのです。ヤンマーHPより引用
ライスジュレの特徴はグルテンフリーだけではないんです。
「増粘」「ゲル化」「安定化」の機能を持つ食品添加物と置き換えることができます。
増粘剤:食品に粘りやとろみをつける
安定剤:液体や固体の形が崩れないように食品成分を安定させる
ゲル化剤:液体をゼリー状にする
使われている代表的な食品
プリン・ゼリー・醤油やソース・シチュー 麺類など
これらの食品添加物をライスジュレに変えることで、安心・安全でしっとりともちもちした食感もたのしめるようになります。
米粉との違いは、無添加でしっとりもちもち
例えば米粉パンの場合、時間が経つと硬くなり、パサパサした食感になってしまいます。
賞味期限も短いため、食品添加物をつかわないといけなかったんです。
それを解決したのがライスジュレの増粘性・保湿性です。
米粉にライスジュレを加えることで外はカリッと、中はしっとりもちもちの米粉パンが作れるんです。
ライスジュレを買う
わたしはプレミアムマルシェという、ヤンマー公式のショップから買いました。
白米・玄米、ソフトタイプ・ハードタイプ、4種類あります。
ハードとソフトのちがい
水分の含有量のちがいです。
ハード「米1:水2」
ソフト「米1:水4」の配合です。
ハードタイプは水を足して、好みのやわらかさに調整できます。
ソフトタイプのほうが最初からやわらかいので、あつかいやすいです。
白米、玄米のちがい
「白米」は白色でどんな料理にも合わせやすく、料理の風味や色を活かすことができます。
「玄米」は玄米本来の色があるので、使う料理によっては色が出ますが、栄養がいっぱいある胚芽を残したものです。
お米の風味があり、パンやクッキーなどに適しています。
保存方法・賞味期限
保存方法:0℃以上、10℃以下で保存
賞味期限:製造日より240日間
冷凍はできないので、開封後は早くつかった方がよさそうです;。
クール便で届くので、送料が高くなる
わたしは初めてなのでビビって玄米のソフトタイプを1個しか注文しませんでした。
公式ショップから買うと、送料が1,300円かかります。
300gのライスジュレが540円、送料1,300円→1,840円かかりました。
クール便で丁寧に梱包されて、写真付きのレシピブックも入っていましたよ。
ライスジュレの使い方
ライスジュレは冷蔵商品です。
冷蔵庫からだしたライスジュレは少し硬くなっています。
調理する前に、ライスジュレをやわらかくしておきます。
耐熱容器に入れて、ほんの少しレンジでチンしたり、湯煎するとやわらかくなり扱いやすくなります。
あたためたら、ゴムベラなどで練るような感じでなめらかになるまでつぶしておいてそれぞれの料理につかいます
ライスジュレのレシピ
ライスジュレは初めてつかうので、どんな料理につかえるのか、どんな風に調理するのかわからないですよね。
でも大丈夫です。
ライステクノロジーかわちのHPにレシピがいくつも載っています。
購入したときに入っていたレシピ本には、このレシピ以外も載っていました。
・ふっくら和風ハンバーグ
・ごま香る ふわ餅きんちゃく
・和風ポテトサラダ
・生チョコ風抹茶トリュフ
・みたらしきな粉の餅アイス
・ガトーショコラ
ライスジュレをつかって、実際に作ってみた
さっそくライスジュレをつかって調理してみました。
どれも「玄米ソフト」でつくりました。
クリームシチュー
豆乳をつかってクリームシチューをつくりました。
今までは、米粉とオリーブオイル(バター)をフライパンで炒めて、豆乳を加えてホワイトソースを作っていました。
今回ライスジュレをつかうと、ライスジュレと豆乳、塩こしょうを耐熱容器に入れてレンチンして混ぜるだけでホワイトソースが作れたので、普段よりもとても簡単に作ることができました。
さらに、バターやオリーブオイルを使わずに作ることができました。
チヂミ
チヂミの特徴は、モチモチする食感なのでライスジュレは合うかなと思ってつくってみました。
生地は、すりおろしたじゃがいもとライスジュレです。
炒め物のとろみ付け
野菜炒めのあんかけと春雨のチャプチェ風炒めのとろみをライスジェレでしました。
普段は水で溶いたコーンスターチでとろみをつけています。
ライスジュレを使って調理してみた感想
ホワイトソース作りがすごく簡単にできて、すごくいいなと思いました。
炒め物のとろみ付けには、わざわざライスジュレをつかわなくてもいいかなと思いました。
あと、ハンバーグやデザートにもこれから挑戦してみたいです。
ライスジュレを使った商品
ライスジュレアイス
ライスジュレで作ったアイスです。
時間が経っても解けないらしいです。
↓ AmazonとYahooショッピングで売っていました。
タマクーヘンのニコパン
東京の二子玉川にあるグルテンフリーカフェ タマクーヘン。
このタマクーヘンさんのグルテンフリーで添加物不使用のニコパン「甘粕」にライスジュレをつかっているそうです。
ライスジュレをつかった、小麦不使用、添加物不使用のパンです。
【感想】小麦アレルギーの希望、ライスジュレに感動
- 原料がお米と水のみのグルテンフリー
- 食品添加物の代わりになる
- 味や形などの調整が自由自在
- 業務用の販売に力をいれていて、これからグルテンフリー商品や飲食店が増えるという希望
- 日本のお米農業のが活性
ライスジュレのことを知って、調べて、実際につかってみて、すごく感動しました。
グルテンフリーというだけでなく、添加物の代わりをしたり、日本のお米農業の活性化につながったり、すごく夢が膨らみます。
小麦アレルギーだと、外食が難しいため自宅で調理することが多いです。
このライスジュレをつかって、いろんな料理にチャレンジしてみたいです。
ライスジュレが普及して、日本中でグルテンフリー商品が手に入りやすくなったり、グルテンフリーの飲食店が増えることを期待したいですね。