甘酒にはまっている小麦アレルギーのnacoです。
甘酒って飲んだことありますよね。
わたしもお正月に神社に参拝に行った時に大きい鍋でグツグツしてるのをいただいたりして飲んだことはありますが、
そんなにおいしいとか思ったことがなく、むしろ甘ったるくて苦手でした。
でも「おいしい!!」って感じる甘酒に初めて出会って、知らなかった甘酒の事実を知りました。
もくじ
【原材料が米と米麹のみ】の甘酒
お土産を買いにデパートの地下へ行った時、おばちゃんに甘酒の試飲を勧められました。
何が入っているかわからないから、基本的に試食はすべて断っています。
でも「お米と米麹しか使ってないわよ」の言葉に急に惹かれ、試飲しちゃいました。
もらって飲んでみたら、びっくり「おいしい!」
今まで飲んだ甘酒と全然ちがいます。
お酒の匂いがしないし、甘すぎない。
もちろん、買っちゃいました。
それが『糀屋三左衛門のあま酒』
原材料はお米と米麹のみです。
甘酒には「酒粕」「米麹」の2種類
そこで、甘酒について調べてみました。
甘酒には「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の2種類があるんです。
効果や栄養価にもちがいがありそうです。
最近話題の健康や美容に良いと言われている甘酒は「米麹甘酒」です。
「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」のちがい
- 酒粕に砂糖を混ぜて作られる
- アルコールを含んでいる
- 砂糖を加えて甘さを出している
米麹の甘酒
- お米に米麹を混ぜ、発酵させて作る
- アルコールは含まれない
- 自然な甘さ
- 『飲む点滴』と呼ばれている
米麹から作られる甘酒
米麹でお米を発酵させて作った甘酒です。
米麹は、蒸したお米に麹菌を繁殖させたものです。
米麹から作られた甘酒は『飲む点滴』と呼ばれるくらい栄養価が高く、様々な効果があります。
具体的にはどんな効果なのか気になりますね。
消化吸収が良い
麹菌に含まれる各種の酵素が、栄養分の消化吸収をサポートする。胃腸を動かし、さらに腸内細菌を活発にするので健康な腸内環境を整える。
食物繊維が豊富
食物繊維とオリゴ糖も豊富なため腸内環境を整え、便秘解消も期待。
美肌効果
ビタミンB群が豊富なので皮膚の新陳代謝も活発にしてくれ、シミの原因となるメラニンの生成を抑える効果がある。
さらに便秘が解消されることで、お肌がきれいになる。
ダイエットの味方
ブドウ糖は血糖値を上昇させ少量でも空腹感を抑える。
また、酵素によって余分な脂肪が蓄積するのを防ぐ。
酒粕から作られる甘酒
もう一つは日本酒を作る際に出る酒粕に砂糖を混ぜて作られる、酒粕甘酒です。
酒粕から作られているので、アルコールも少し入っています。
『飲む点滴』と言われているのは米糀甘酒ですが、こちらの酒粕甘酒も米麹甘酒と同じような効果や栄養が豊富につまっています。
酒粕は、清酒を製造する工程で、米を原料とし、麹による糖化・酵母によるアルコール醗酵を経て得られたもろみを圧搾した後に出てくる「搾りかす」です。
なので栄養や効果も似ているんですね。
甘酒が飲む点滴と呼ばれる理由まとめ
- ビタミンB群
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- 葉酸
- オリゴ糖
- 食物繊維(システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸)
- コウジ酸
- ブドウ糖
これらのたくさんの栄養成分が含まれていることから、米麹甘酒は飲む点滴と呼ばれているそうです。
わたしが今回買ったのは、お米と米麹のみのものでした。
砂糖も使われていないのに、甘い。
でも後にひく甘さじゃない、やさしい甘さなんです。
それは、お米の主成分であるでんぷんを酵素で糖化させ、甘みを出しているから。
とっても自然な甘さです。
わたしは、自然な甘さの米麹甘酒のほうが好きです。
ダイエット効果や美肌効果もある、米麹甘酒はカラダにやさしく、ノンアルコールでお子さまも飲めるのでぜひ一度飲んでみてください。
1日コップ1杯くらいが飲む量の目安だそうですよ。