お店にお財布や携帯を忘れることありませんか?
わたしは、よくあるんです。
いつも手元に戻ってきたり、勘違いだったりして大事にはならないのでまたくりかえしちゃうのかも。
先日、スーパーにお財布を置いてきちゃったのかも?と慌てたことがあった。
翌日の朝に問い合わせの電話をしたときの、店長の対応がすばらしかった。
お財布がない
前日わたしはじぶんの車の車検のためディーラーに行った。
じぶんの車を預けて、代車に乗って帰った。
その帰り道に、あまり行ったことのないスーパーに寄った。
そのままお店に戻り、家に帰ろうとしたときお財布がないことに気づいた。
カバンの中をどれだけ探しても見つからない。
スーパーに忘れて着たのかも!!!
スーパーのオープン1時間ほど前に電話
翌日の朝、スーパーのオープン時間を待ちきれなくて1時間ほど前にそのスーパーに電話した。
電話に出たのは店長さんだった。
わたしはじぶんの名前を名乗り、昨日お財布を忘れたかもしれないことを伝えた。
その店長は
- 自分は店長ということ。
- 今お店に来たばかりで、昨日のことはまだ把握していないこと。
- そのため、確認してから折り返しかけ直したいので電話番号を聞かせてほしいこと。
それを、堅過ぎず、フランク過ぎずに丁寧に言った。
わたしはじぶんの電話番号を言い、電話を切って待った。
5分か10分でかかってきた。
さっきの店長だ。
- 金庫などありそうなところを確認したこと。
- 引き継ぎノートを確認したこと。
- ありそうだと思うところを探したけれどなかったこと。
をわたしに伝えた。
そのあと
「もしかしたら、どこかの隅に落ちていて後で出てくるかもしれないので、そのときはこちらの番号におかけしてもよろしいですか?
もし仮にお客様のほうで見つかりましたら、一報くださるとうれしいです。」
と言った。
衝撃的だった。
この店長は、見つかるまで探し続けるんじゃないかと思うくらいに感じた。
それは、こちらからするとすごくうれしいこと。
こんな対応をしてもらって,お財布はでてきてないのになぜか気分がよかった。
お財布が出て来たので、スーパーに電話した
お財布は車に落ちていた!!
車が代車で電気のつけ方もわからず、見つけられなかった!
急いでスーパーに電話した。
「お財布見つかりました。」
「それはよかったです。
では、お預かりした電話番号は今すぐ処分させていただきますね。
またのご来店おまちしております。」
わたしはまたびっくりした。
わたしの電話番号を処分する…
わたしは電話番号を教えたことすら忘れていた。
今回の店長さんの対応はとても勉強になった
- わたしのお財布を一生懸命探した、これからも探すということを感じたこと。
- わたしの電話番号という個人情報を大切にしていると感じたこと。
わたしのものを店長さんもいっしょに大切に思ってくれていると感じたから、わたしはうれしかったのだと思う。
おなじ接客の仕事をしていて、すごく勉強になった。
忘れ物の問い合わせの電話なんて、毎日というほどあると思う。
でも、忘れ物をしたかもしれないという電話ひとつひとつに、ていねいに心をこめて接客していた。
電話でもこころが伝わった。
そんなお店には、また行きたいと思う。
この店長さんのプロの姿に感動した。
わたしも真似しよう。
すばらしい学びをありがとうございました。