「好きなこと」だけして生きていく。って他にもこんなタイトルの本をいくつも読んできたけど、
この本は他とはちょっとちがった。
ほんとうに人に迷惑をかけてもいいから自分の好きなことをなんでもいいからやろうという本。
わがままの極致だ。
おもしろい。
人に嫌われてもいい、わがままに生きる。
もくじ
読んだ本『「好きなこと」だけして生きていく』
ガマンが人生を閉じ込める
やりたくないことを」やめることから、始めよう!
未来を心配して、今を我慢しない
「もしそうなったら」はそうなったとき考えよう
なにをするにも準備がだいじ。
そう思ってしまう。
一生準備をしているだけの人生にしてしまうのは、かなしい。
でも準備がたのしければ、その準備さえもたのしんでいるなら、それは「好きなこと」をしている。
それは準備ではないのかもしれない。
そう思うことをしていきたい。
「やっぱり好き」をたいせつにしたい
「本当」に好きなものには理由はありません。
理由はないけれど。やっぱり好き。
「やっぱり」がつくものが本当に好きなものです。
好きに理由はいらない。
好きを語るとき、なぜか?って理由を探してしまう。
きっとそんなものが本当に好きなんだって思う。
逆に、じぶんはこれが好きなんだって思っていても、ほんとうは好きじゃなかったり、これを好きだと思うじぶんを好きだったりしていることがある。
人といっしょが嫌って思うのも、そうなのかもしれないって。
わたしは人と同じが嫌だってずっと思ってきた。
それがわたしなんだって。
ほんとうはみんなと同じものをいいなって思っても、ちがう方を好きって思おうとしていることがあるかもしれない。
この本を読んで初めて思った。
ほんとうに好きな「やっぱり好き」はどんなことをしてでもやりたいこと。
そんな「やっぱり好き」をたいせつにしたい。
「今が幸せ」がぜんぶ幸せ
今が幸せだと思える人は、過去にどんな不幸があっても、今が幸せなのですから、「あれのおかげで今の幸せがある」と言えます。
オセロゲームのように、不幸も幸せにひっくり返せるわけです。
わたしがすごく感じたところがここです。
過去の経験が今のじぶんを作っている、そう思います。
幸せは追い求めた先にあるのではない、日常のすべてがしあわせ。
ひとからどう思われても、じぶんがしあわせだと感じるだけでいい。
わたしの娘は心臓病をもって生まれました。
生まれて1週間で3回手術をして、生きられても寝たきりになるかもしれないと言われていました。
わたしはそのとき、わたしたち家族は世界で一番不幸だと思いました。
健康だから幸せ、病気だったら不幸。
わたしはそうおもっていたんだと思います。
でも彼女が教えてくれました。
存在しているだけでいいじゃないか。
彼女がこの世界にいる、それだけでわたしたちはしあわせなんです。
たとえ病気でも、寝たきりでも、彼女がいるだけでしあわせ。
大人になってもし社会に出て働くことができなくても、人は生きているだけでいい。
こころからそう思った。
人に価値なんてない。
価値って他人が決めるものであって、価値をつける人がいたとしても、そんなこと気にしなくていい。
だから、じぶんに価値があるとかないとか考える必要はないんです。
ただ、じぶんはじぶんであればいいし、あなたはあなたであればいい。
娘のおかげで、今のわたしがある。
ただの日常をしあわせと思う。
しあわせは誰が決めるでもなく、じぶんがしあわせと思う、それだけ。
今の娘を見ていても、そう思う。
彼女は毎日をしあわせに生きている。
わたしも過去があったから、今しあわせと思える。
『「すきなこと」だけして生きていく。』の感想
わたしの今年のテーマは続けること。
続けるのは好きなこと。
そして、今まで続けてきたやりたくないことはやめる。
続けることは「好きなこと」だけ。
ときめくものだけを残していきたい。
前は好きだったけど、今はちょっとちがう。
でもそれを認めずに今も好きなんだって思おうとしているのかもしれない。
人は変化するし、やりたいことも変わってくるのは当然の事。
でも今やっていることをじぶんで否定したくないのかもしれない。
まず、じぶんが変化していることをじぶんで認めるところからはじめたい。
ほんとうに好きなことを認めて、動き出していきたい。