小麦アレルギーと大麦、ライ麦、オーツ麦のアレルギーがある、nacoです。
小麦アレルギーだと、他の麦にもアレルギーがある人もいますよね。
わたしも大麦、ライ麦、オーツ麦もアレルギーです。
今日は小麦アレルギーで、麦もアレルギーのある人に読んでもらいたい記事です。
前回【浮き粉】は小麦粉のでんぷんなので気をつけましょうねって記事を書いたんですが、
麦にも小麦と同じような名前を変えた粉があることを、教えてもらいました。
その名も【 はったい粉 】です。
今回は、その【はったい粉】について調べてみました。
もくじ
はったい粉とは?何でできてるの?
【はったい粉】って聞きなれない粉ですよね。
わたしもはじめて聞きました。
でも、麦のアレルギーをもつ方は、知っておいた方がいいです。
【はったい粉】は大麦やハダカムギを炒って挽いた粉。
昭和40年代頃まではよく、はったい粉に砂糖を入れてお湯で練っておやつとして食べていたんですって。
炒って挽いた粉は、灰褐色で独特の香りと芳ばしさがあります。
麦の芳ばしさがあって、自然の甘みは「素朴な味」ということばがぴったり。
栄養が豊富で、消化もいいので昔はきっと重宝されたんですね。
麦焦がし、煎り麦、香煎、おちらし粉ともよばれる
昔懐かしい時代に重宝された粉は、地方によっていろいろな呼び方があったみたいです。
麦焦がし(むぎこがし)、煎り麦(いりむぎ)、香煎(こうせん)、おちらし粉、香粉、はね粉などと呼ばれることもあります。
言い方がいろいろあるので、さらにわかりづらいですね。
【はったい粉】はどんな食品につかわれている?
落雁(らくがん)などの和菓子や、げんこつ飴やきなこ棒、麦こがしというお菓子もあります。
いろいろ調べてみたんですが、げんこつ飴につかわれていたり、きなこ棒の原材料には「こうせん」と書かれていました。
落雁では、【はったい粉】をつかったり、「寒梅粉」というお米の粉がつかわれていることがあります。
原材料表示に麦は表示されない
困るのが、原材料表示に『 麦 』と書かれないことです。
小麦の場合、たとえば「浮き粉」が使われていたとしても、『小麦を含む』などとわかるように表示されます。
これは、小麦がアレルギー特定原材料なので、必ず表示しないといけないルールなんです。
でも、小麦以外の麦は表示の義務がありません。
麦のアレルギーの人は、自分で原材料に麦を使っていないか確認しないといけません。
【はったい粉】【こうせん】のように、一見して麦とわからないものは見つけづらくとても危険です。
麦アレルギーは要注意!【はったい粉】のまとめ
【はったい粉】は知らなければ麦と気付かずに見逃してしまいがちです。
そして、【はったい粉】はいろんな呼ばれ方をしています。
- 麦こがし
- 煎り麦
- こうせん
- おちらし粉
- お粉
- はね粉
- むぎ粉
- 香粉
などたくさんの呼び名があります。
使われているお菓子は
- 落雁
- きなこ棒
- げんこつ飴
- 麦こがし
などです。
これらのお菓子は原材料を注意して見ましょう。
アレルギー表示をされないので、原材料表示をしっかり確認することがたいせつですね。